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韓国ドラマを観ていて、ふと感じる違和感や疑問。その答えを解き明かしてくれる一冊でした。
「ご飯食べた?」が何度も出てくる理由
韓国ドラマを観ていて、いつも思う。
とにかく、食べるシーンが多い。
「ご飯食べた?」と頻繁に聞き合い、誰かとご飯を食べたかと思えば、また別の誰かとご飯を食べている。
もちろん人間、一日三食。日常を描けば食事の場面がそれなりに出てくるのは自然なこと。
とはいえ、それにしても、韓国ドラマでは、みんなでよく食べている。
これまで数えきれないほど韓国ドラマを観てきた中で、こうした「韓国ドラマあるある」には何となく気づいていながらも、深く考えずに見過ごしてきた部分が多かった。
その理由も、本書では解説されている。
ドラマの裏側にある「前提」を知る
『現地発 韓国映画・ドラマのなぜ?』は、そんな見過ごしがちな疑問に、ひとつひとつ丁寧に答えてくれる本だった。
本書では、映画やドラマで頻繁に登場するシーンや具体的な場面を引き合いに出しながら、韓国の文化、食、習慣、常識、社会、歴史について、さまざまな切り口から解説していく。
考えてみれば当然なのだけれど、ドラマは物語を描くものであって、その前提となる社会背景や歴史、文化をいちいち説明してくれるわけではない。
だからこそ、視聴者側が「なんとなくそういうもの」として受け取っていた部分が、この本を通して初めて言語化され、理解できた感覚があった。
作品の見え方が変わる読書体験
どれだけ韓国ドラマを観ていても、その土台となる価値観や社会構造を知らなければ、話の理解は表面的なままだと思う。
本書のおかげで、「あのシーンはそういう意味だったのか」「あの行動は文化的に自然なことだったのか」と、腑に落ちる瞬間が何度もあった。
そして何より、この本で引き合いに出されているドラマや映画を、改めて観てみたくなった。
根底にある社会や歴史を知ったうえで作品に触れれば、登場人物への共感はきっと深まり、これまで以上に面白く感じられるはず!
韓国ドラマ好きにこそおすすめしたい一冊
韓国ドラマが好きな人、たくさん観てきた人ほど、なるほどと気づかされる本だと思う。
娯楽としてのドラマを、もう一段深く味わいたい人に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。
