面白いと評判となり話題を集めた「未知のソウル」。
ついに視聴しましたが、たしかに評判の通り面白かった!
パク・ボヨンの一人二役の演技がすごい!
後半ネタバレあり。ご注意ください。
作品情報
原題:미지의 서울(未知のソウル)
邦題:未知のソウル
話数:全12話
放送年:2025年5月24日~6月29日(tvN)
出典:未知のソウル tvN
あらすじ
顔はうり二つだけど、それ以外の性格や人生はすべて正反対の双子の姉妹、ミジとミレ(パク・ボヨン)。
大きな試練を乗り越えるべく、互いのフリをして生きることにした二人が、愛と人生を見つめなおすヒューマンドラマ。
キャスト
※青字は演じた役者名
ユ・ミジ(パク・ボヨン)
双子の妹イ・ホス(パク・ジニョン)
ミジ・ミレと高校時代の同級生ユ・ミレ(パク・ボヨン)
双子の姉出典:未知のソウル tvN ハン・セジン(リュ・ギョンス)
初心者農場主、元資産運用会社CIO
感想
どん底に傷ついた状況から、一つずつできることを見つけていく姿や、人と人とが寄り添いながら、思いやりながら生きていく姿が描かれていました。
愛にはいろんな関係性があって、そのどれもが愛だなと感じられました。
イ・ホスとミジ、ミレ/ミジと母、キム・ロサとサンウォル…。
ミジ/ミレの母と祖母の間とか、互いに言葉足らずだから行き違いがあったけど、ちゃんと優しい関係だったよなぁ。
ミジ/ミレの母であるキム・オクヒは、母親であるカン・ウォルスンから愛されていない、だから自分は娘の愛し方を知らないんだと、長年ひねくれていたけど、一方のカン・ウォルスンは、傷つけてくる親族から娘を守った過去があったし(それを娘は知らないんだよね…)、ちゃんと愛してる。
だって、キム・オクヒが怪我をしたと聞けば、入院している自分を差し置いて心配し、居てもたってもいられなくなってたもん。
夜中に病院の電話を借りて電話してたしね。
あの姿を見たら、ああ、いくつになっても、愛すべき娘なんだなと伝わってきた。
お互いに、もっと素直に、言葉で伝えれば良かったのに。ちゃんと愛し、愛されてるんだから。
知らないがゆえに誤解を生んで、どんどん拗れていく。
娘からしたら、母の思いは言ってくれないとわからないよなぁとも思うし。
キム・ロサ(ウォン・ミギョン)
鶏モツスープ「ロサ食堂」の店主キム・オクヒ(チャン・ヨンナム)
ミジ・ミレの母出典:未知のソウル tvN カン・ウォルスン (チャ・ミギョン)
ミジ・ミレの祖母
イ・ホスとその母も、なかなかに繊細な関係。
実の母親ではなく、育ての親だからこそ、お互いに遠慮して、すれ違う。
ホスなんて、自分を引き取ってくれたという罪悪感を抱き続けてるから、母の思いをそのまま受け取れない。
でも、母は、親族と縁を切るまでもの覚悟をもって、ホスを愛しているからこそ引き取ったし、罪悪感なんて抱いてほしくない。だって大切な息子なんだもん。
決して、二人は我儘にぶつかった関係なのではなく、お互いが、お互いを思いやっていて、愛がある。
だからこそ、どこか行き違ってしまっていた。
相手を思いやって申し訳なく思うことが、相手を不幸にさせる…
この塩梅って、関係性にもよるから、難しいよなぁ。
ちゃんと、二人が思いを伝えあって、良かった😭
出典:未知のソウル tvN ヨム・ブノン(キム・ソニョン)
小学校の教頭、ホスの母
一人二役 パク・ボヨンの熱演
パク・ボヨンによる一人二役の演技が素晴らしかった。
シーンごとで、今はミジ/ミレどちらなのかがわかるし、ミジのふりをするミレ、ミレのふりをするミジがいることも考えると、もはや一人四役だった。
それにしても、ミジとミレが同時に映るシーンもたくさんあったし、どうやって撮影したのだろう?
どうやら、ハン・ユウンという代役の女優さんもいたみたいだけど、それにしてもどうやって?
何テイクも撮るだろうし、調整も難しそう…。
ちなみに、一人二役やっても、出演料はいつも通りだったそう。
二人分演じているから、二倍もらっても良さそうなのに😂(出典:韓ドラ時代劇.com)
――同じフレーム内で2役を演じるのは難しかったのでは?
出典:ORICON NEWS
【パク・ボヨン】思っていた以上に大変でした。普段は共演者の演技に反応して演じるのですが、今回は自分が演じるもう1人のキャラの動きも予測しなければならなかったんです。ありがたいことに、現場では代役の方が演技の相手をしてくださり、時にはもう一方のキャラも演じてくれました。たとえば、ミジとしてのシーンを先に撮る場合、監督から「先にミレのせりふを演じて」と言われ、それを代役が覚えて、私がミジとして演じるときにその通りに動いてくれるという形です。
特撮を使ったシーンでは、本当に「空気に向かって」演じることもありました。そんな経験は初めてで、役者としてとても成長できたと思います。監督と代役の方には本当に感謝しています。ミレとミジが会話するシーンでは、せりふを丸ごと暗記すればできるかと思ったのですが、実際にはミジのせりふとミレのせりふをそれぞれ別々に覚えなければなりませんでした。本当に2本のドラマを同時に撮っているような感覚でした。
ミレとミジが同時に登場するシーンの撮影は、とりわけ難しかった。「(相手役がいない状態で)何もない空間を見ながら演じることもありました。CG(コンピューター・グラフィックス)でミレとミジを合成した時に違和感が出ないよう、目線やリアクションのタイミングなど、一つ一つを緻密に計算するのが難しかった」と明かした。
出典:Yahooニュース
印象的な言葉 誠実なイ・ホス
6話で、ミジが、キム・ロサは文字が読めないことに気が付く。
そこでばったりと会ったホスに、そのことを打ち明ける場面。
ミジとしては、ロサは詩人なのに文字が読めないのか?本当に韓国大を卒業したのか?と、ロサの過去と現在が繋がらず混乱。何か隠し事をしているのでは?と訝しむ。
それを受けた、ホスの返答が印象深かった。
ミジ「もしかして先生は何か隠し事を?」
ホス「人が何かを隠すのには理由があるものだ。」
ミジ「じゃあ知らんぷりしろと?それも陰険だわ」
ホス「知ってるのは一部だ。事情が分からないなら口を閉ざす方がいい」
ミジ「私に黙っていろと言いたいの?」
ホス「人に聞かれたくないこともあるだろ。それを聞かないのが欺くことか?」
ミジも決して、野次馬根性で聞き出したいわけではなく、ロサのことを知っている方がロサを守れる、という発想なんでしょう。
もちろん、それが好ましい場面もあるけれど。
でも、ホスの姿勢は見習うべきだなと。
相手が話し出そうとしていないことを、無理やり聞き出すことは、相手のためではなく、結局は”知りたい”という自分都合でしかないことは、よくあること。
「相手のため」、「知っていた方が守れるから」、そうやって理屈付けても、自分本位でしかない。
ホスも、ロサが文字を読めないことは、実はもっと前から察していた。
でもそれを敢えて本人に追求することもなく、自分の中に留めておいて、ロサからの要求(代理人を立てる)に応える。
人って、往々にして、新しく見聞きしたことはすぐに他の人に話したくなるし、辻褄が合わないことや人の事情の細部まで、問いただしたくなる。
それをしないこと、そしてミジにも優しく諭すところに、ホスの誠実さをとても感じた。
ミジとミレが入れ替わっていて、ミレのフリをしているミジだとすぐに気が付いても、事情があるからだろうと気が付いてないフリをし続けてあげた、ホス。
これも同じく、散々打ち明けられそうなタイミングがあったにも関わらず、言い出さないミジを見た、ホスなりの優しさ。
本当、イ・ホス、誠実で優しい人だ…。どうやって育ったらこんなに立派な人となるのですか。
言葉巧みとか、魅惑的とか、体が強くて守ってくれるとか、そういうのではないけれど、誠実さを貫いた真の強さは、彼のその堂々たる様子に表れて、とても頼もしかった。
そんなホスが発する一つ一つの言葉には裏がなく、信用足る言葉しかないから、すっと受け入れられるし、ほっとする。
ミジ、そりゃあホスのことを好きになるよ。(ミジだけじゃない、皆ホスのことが好きになる)
でも、その心の扉を開けたのは、ミジなんだよね~。
GOT7メンバーのパク・ジニョン
今回、初めてイ・ホス役のパク・ジニョンの演技を見ました。
いや~~~~、上手です。素敵です。
しかも、GOT7のメンバーだなんて知らなかった。
こんなに演技が上手いのに、普段は歌って踊ってるの?!器用過ぎないか?
…実は、昔、会社の先輩に誘われて、日本武道館で行われたGOT7のコンサートに行ったことがあるんです。(2017年だったかな?)
ごめんなさい、全然GOT7の曲を知らないまま連れだって…それでも、楽しかった!かっこよかった!
だから、まさか、その時見たメンバーの一人だったなんてビックリ!!!
ここでこう繋がるとは思わなかった…!!嬉しい!!
そんなこんなで、とにかく、2025年上期でいちばん良かったなと感じるドラマでした!
OST
・Hush of Sunset(노을) – 10CM
・On Your Side – Sion(시온)
・Yellow Spring – Choi Yu Ree(최유리)









